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UXデザインの参考書読んで

2024.3.26

現在、UIデザイナーとして業務に携わっている。
肩書きとしてはUXも含まれているが、実際の現場ではユーザー調査や分析を十分に行える環境は整っていない。
そのため、書籍やセミナーを通じて知識を補いながら、ペルソナやカスタマージャーニーマップを作成し、クライアントと認識のすり合わせを行っている。
業務上必須ではない部分ではあるが、自分の中ではUXの理解を深めることが、UIの質にも直結すると考えている。
今回は、プライベートで学んだ内容と、それによって起きた変化についてまとめる。

目次
  1. UXの本を読んで感じたこと

    最初に読んだときの印象は、「かなり学術的やな」というものだった。
    理論としては理解できるが、実務経験がない状態ではどう使えばいいのかイメージしづらい部分が
    多かった。
    正直なところ、UXは1回目は腹落ちしきらなかった。難しい。。文字だらけでさっぱりわからなかった。
    ただ、そのままにせず、2年目にもう一度読み返した。
    すると、実務での経験と結びついて、内容が具体的に理解できるようになっていた。
    UXの知識は、一度読んで終わるものではなく、経験とセットで初めて意味を持つものやと感じた。

  2. ユニバーサルカラー検定を受けた

    UXの理解を深める中で、色の見え方や多様性にも興味を持ち、ユニバーサルカラー検定を受験した。
    デザインをしていると、「見えている前提」で設計してしまいがちやけど、実際には色の感じ方や識別のしやすさは人によって大きく異なる。
    コントラストや配色の選び方一つで、情報の伝わりやすさが大きく変わる。
    これはUIに直結する部分でもあり、見た目の美しさだけではなく、「誰にでも伝わるか」という視点を持つきっかけになった。

  3. 社内で広めようとした

    学んだ内容を個人の中だけで終わらせず、社内でも共有しようと試みた。
    ただ、実際にはUXに対する理解や優先度は人によってバラバラで、すぐに浸透するものではなかった。
    特に、短期的な成果が求められる環境では、ユーザー調査や分析に時間をかけることが難しい場面も多い。
    理想と現実のギャップを感じた部分でもある。
    それでも、少しずつでも考え方を共有することに意味があると思っている。
    やらないよりはやった方がいいやんくらいのスタンスで続けている。

  4. 参考書の感想

    UXの参考書は、実務の手順をそのまま教えてくれるものではない。
    どちらかというと、「なぜそれをやるのか」「どう考えるべきか」といった土台の部分を扱っている。
    だからこそ、読むだけで身につくものではなく、実際の業務の中で試してみて、初めて理解が深まる。
    逆に言うと、実務だけやっていても、この視点はなかなか得られない。
    知識と経験の両方が必要なんやと思う。

  5. まとめ

    実際にユーザーを理解し、それを設計に落とし込めて初めて価値がある。
    ただ、現場によってはそのための環境が整っていないことも多い。
    だからといって諦めるのではなく、自分で学び、できる範囲で取り入れていくことが大事だと思っている。
    UIだけを作るのではなく、その背景にあるユーザーや体験まで考えられるデザイナーでありたい。
    まだ理想には届いていないけど、少しずつでも近づいていきたい。

Summary

  • 参考著書

    UIデザインの教科書/原田秀司
    インターフェイスデザインの心理学/Susan Weinschenk
    縁の下のUIデザイン/池田拓司
    UIデザイン みんなで考え、カイゼンする/栄前田勝太郎
    オブジェクト指向UIデザイン/ソシオメディア株式会社
    Figma UIデザイン/沢田俊介